2009/07/01 続 3Dレントゲン |
一般的な歯科用レントゲンというのは、顔を正面からとる方向の画像しか撮影することができません。
通常の歯科診療においてはこれで十分なわけですが、インプラント手術を行う時にはこの画像だけでは情報が足りません。
あごの骨の高さはわかっても、骨の厚さ、神経、血管までの正確な距離が、通常レントゲンではわからないためです。
写真は先日、当医院で撮影した3D断層撮影の写真です。
骨の状態を三次元で確認することが可能です。
この情報のもと安心してインプラント手術を行うことができました。
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2009/06/22 3D デジタルレントゲン |
北上尾歯科に新しいデジタルレントゲンが導入されました。
このレントゲンは、現在の歯科用デジタルパノラマ(歯医者さんでとる一般的なレントゲンのことです)のなかはもっとも画像レベルが高いといわれています。
実際に以前のものにくらべ、圧倒的に画像が精密で非常に診断がしやすくなったと感じています。
また新たな機能として、インプラント治療を行う上で必須となる3次元断層撮影も可能となりました。
3Dレントゲン、マイクロスコープなど、医療機器はものすごい勢いで進歩しています。 |
2009/05/09 切らない、縫わないインプラント手術 |
インプラント手術における最近のトピックスは「患者さんにやさしいインプラント」です。
以前はインプラントをするには、歯肉を大きく切り、骨を移植し、何十も縫合するといった大がかりな手術が主流でした。もちろん難症例に対しては現在もそういった手術を行いますが、骨のしっかりした方にはメスで切らずに手術する方法が行われはじめました。
これはフラップレス手術と呼ばれていて、歯肉のうえから骨に小さな穴をあけインプラントを埋める方法です。この方法でインプラントを行うと、通法にくらべ痛み、出血、腫れが断然へります。
手術は一見簡単そうですが、事前に3次元断層のレントゲンで骨の状態を精密検査し、その情報にしたがって思い通りに手術を行える術者でないとできない手術です。また患者様の骨の状態も重要な要素です。
怖くない、痛くないインプラントが本当に可能な時代になりました。
写真はフラップレス手術でインプラントをいれた直後の状態です。ガーゼなどで血液をふき取っていないにもかかわらず、出血はわずかです。また手術後も痛み止めは1錠しか飲まなくてよかったそうです。 |
2009/04/22 骨の薄い部位へのインプラント |
上の奥歯の付近には、鼻の穴からつながる上顎洞といわれる空洞があります。(写真オレンジ線で囲まれた部分)
そのため、上の奥歯にインプラントをいれようとすると骨が薄く、通常の方法ではインプラント手術ができないことがよくあります。
写真は今月の最初のオペです。
以前骨が薄いためインプラントは無理といわれあきらめていたそうです。
上顎洞が近く通常のオペでは対応できないため、上顎洞挙上というテクニックを併用しています。今回は患者さんご自身の骨を一部上顎洞に移植して、2~3ミリ程度上顎洞を押し上げて骨の厚みを確保しています。
インプラント手術は最近システムや器具の進歩により難易度の低い手術になってきました。そのため、インプラントを行う歯科医師も増えてきています。
しかし、骨の厚みや量が足りないケースでは、多くのテクニックが必要とされるため、一定のトレーニングと経験のある術者でないと手術は難しくなります。
また、通常の手術と思われていた症例でも、手術をしてみると骨に問題があり骨移植を必要とすることもあります。
全ての方に安心して手術を受けていただくために、日々勉強です。
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2009/03/12 ジルコニアを用いたオールセラミックブリッジ |
従来大きなブリッジは強度が必要なため、金属で骨組みを作ったうえで表面にセラッミックをはりつけるメタルボンドブリッジが適用されていました。しかし、より自然で綺麗な歯をつくるためには、金属を一切使わないオールセラミック(全て白い材料のため歯の透明感を再現できる)が有利です。
そこで開発されたのがこのジルコニアオールセラミックです。ジルコニアはロケットの外壁に使われている材料で、非常に強く頑丈な素材です。強度面で不安が残るオールセラッミックの骨組み部分に、このジルコニアを用いることで高い強度を実現しました。
ジルコニアを用いたオールセラッミックは、現在歯科審美の分野で非常に高い注目を浴びています。
北上尾歯科でも最近は多くの症例で使っています。
ジルコニアブリッジを成功させるには、歯科技工士の技術力と歯科医師のとる型どりの精度がかかせません。
写真は前歯6本のジルコニアオールセラミックの骨組み部分です。この骨組みの上にセラミックを盛りつけて最終的な歯を完成させます。 |